登場人物
「階段町」という町に住んでいます


・神谷家・


【神谷(かみや)】
「特殊」の「所有者」である家系の神谷家当主
亡き父の跡を継ぐ学生兼町議会議員
夜原の「所有者」だけど仲が悪い
今もなお父を想い・慕い続け、自分に父を重ねる一花に複雑な想いを抱く
しょっちゅうイライラしているのでしかめっ面が基本


【智(とも)】
神谷家の面倒を見ている女の子
16歳から年を取っていない「準特殊」
もともと神谷の父に所有されていたが、遺言で神谷の面倒を見ることに
優しい性格で、神谷のことを常に心配している
家族仲良く暮らしたいと、色々と気を使って大変


【夜原(よるはら)】
神谷が所有する「特殊」
有機・無機なんでも食べる雑食の5歳児
神谷のことはとにかく嫌いでとにかく反発するが
一花と智には懐いているので、どちらかと一緒にいることが多い


【一花(いちか)】
前当主の神谷の父に所有されていた「特殊」
慕っていた神谷父の死により神谷家から離れていたが出戻ってきた
今も父を想い続けているので、父に外見がそっくりの神谷に時々惑い
それに反発心を持つ神谷との確執がある
普段はいたってマイペースで、時々体や頭から花が咲いたりする


【御徒町(おかちまち)】
神谷の父の友人であり、神谷の後見人的存在の「所有者」
神谷をいじるのが好きで、彼なりに可愛がっているつもりだが
どうにも嫌がらせをしているようにしか見えない。より子にはとことん弱い
神谷の父の死と関わっているらしい


【より子(よりこ)】
神谷の父の友人であり、御徒町の妻
御徒町同様に神谷を可愛がっている。こちらは見て愛でるタイプ
おっとりとした雰囲気だが、わりときびきびしている性格。時々妙に厳しい
長年に渡る御徒町からのアプローチに折れた形で結婚した


【上野(うえの)】
御徒町の秘書
遊びに付き合わさりたりして日々疲れているが、御徒町のことは慕っている

***


【神谷の父】
亡き神谷の父
じん・じん君など神谷の「神」の字で呼ばれることが多い
神谷とは真逆の、のんびりとした性格で家内安全を第一に過ごしている
一花を引き取ってから甘やかして育ててきたため一花は父にベッタリとなった




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・学生たち・(「神谷家」より10年後の話)


【日野(ひの)】
夜原の幼なじみで主人公
家族がいないので１人暮らし
いろいろとヘタレ。夜原好き


【夜原(よるはら)】
成長版
日野には容赦ないわがままぶり
留年したので他の3人より1学年下


【千太朗(せんたろう)】
日野の同級生。景太朗の双子の兄
日野が好きで学校ではだいたい一緒にいる


【景太朗(けいたろう)】
日野の同級生。千太朗の双子の弟
いつも無表情だけど中身はえろい




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